宝塚記念2週前

東京G1シリーズが終わって、コントレイル、グランアレグリアと強いディ-プ産駒の走りを見て興奮した反動で気が抜けてしまいました。今日は東京、阪神でG3が行われますが、さすがに先週までのように力がはいりません。ディープ産駒に有力馬が少ないことも原因かと(笑)。今日の馬場を考えると、エプソムCはピースワンパラディ、アンドラステ、ソーグリッタリングの3つ巴ではないかと思われますが、私は無理を承知でディープ産駒を応援します。エプソムCはサラキア。昨年のこのレーズ、やや重馬場で逃げて2着。母はドイツ馬のサロミナ。血統はあまり詳しくありませんが、欧州血統であれば今日のような不良馬場は逆によいのではと少しは期待します。なんといっても、今春大活躍のサリオスの半姉ですから、血統的にも見限れないですね。サトノガーネットも、いまをときめく矢作厩舎の馬ですし、重賞勝ち実績があるし、成長の余地があるディープ牝馬ですから、少しは期待します。ディープ牡馬はだらしないから、ダメかな。ギベオンも結局ダメでしたね、サトノアーサーももうダメでしょう。ディープ牡馬は、基本的には4歳春までがピーク、その後は重賞を勝てなくなる傾向があります、マイルは別ですが。

マーメイドSはオッズの通り大混戦ですね。昨年の勝ち馬サラスが強そうですが、長期休養明けを1回叩いただけなので、すきはありそう。これなら、センチュリオでもいけそうな気もします。堅実な馬ですし、牝馬が得意で且つ最近好調な福永騎手への乗り変わりはプラスしかないでしょう。馬場もやや重程度なら、我慢できそうです。センチュリオに期待です。

宝塚記念の2週前になりました。もちろん、私の楽しみはグローリーヴェイズ。香港ヴァーズのあの強さは、ディープ牡馬としてはきわめて珍しい古馬での成長・覚醒をみせてくれました。モレイラ騎手が乗れないのは残念ですが、レーン騎手に決まったそうで、それはそれで非常に楽しみです。この馬、母方の曾祖母であるメジロラモーヌにそっくりですね。毛色といい顔の流星といい。ディープ産駒には珍しい顔で、メジロの血が濃く出ているよう、それが古馬での成長にもつながってるのかと。しかも切れ味はディープですから!ドバイ遠征したのにキャンセルになり、昨年の香港以来のレースになるのが一抹の不安ですが、楽しみです。