先週9月18日(金)(日本時間9/19早朝)なので1週間以上経ちましたが、ディープ系のG1制覇なのでやはり記します。アメリカNY州の名門ベルモントパーク競馬場で行われたJCゴールドカップ(ダート2,000M)。BCクラシックの前哨戦的なレースですが、以前は米国最高峰のレースであった歴史あるレースでもあります。1着賞金も55万$(約8,500万円)なので十分今でも実質的にもG1といえるでしょう。ただ、最大のライバルと目された昨年のケンタッキーダービー馬&米国年度代表馬のソブリンティが脚部不安で回避するなど回避が相次ぎ本番は4頭立て。フォーエバーヤングには勝ってくださいといっているようなものでしたが、それでも、普通に勝ってしまうのはやはりすごいことです。2着につけた着差は、坂井騎手がムチをけっこう入れての3馬身1/4でしたが、以下2-3着は4・3/4馬身差、3-4着は6・3/4馬身差と、エバヤンがビリの4着馬につけた着差は何と15馬身近く。4頭立てながらタイム(2分1秒2)も優秀だそうです。だから、4頭立てだから楽勝は当たり前といえば当たり前ながら、内容的には王者にふさわしいものといえます。しかし何といっても勝負は次走のBCクラシック。今年は西海岸のデルマーではなく、ケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われるようです。エバヤンは米国で調整して本番にのぞむそうです。結果はもちろん期待するものの、どうか無事で種牡馬になれるようケガなく完走してほしいと思います。完走さえ出来れば間違いなくトップ争いはする馬ですからね。そして、もしBCクラシックを連覇すればの話でしょうが、年末は有馬記念に挑戦というプランもあるようです。これは、さすがにエバヤンとはいえ、どうかとは思いますね。初めての芝挑戦が初の距離(2,500M)となる有馬とは、ちょっと厳しすぎるようではないかと。。まあしかし人智を超えた馬であり、エバヤンを一番よく知る矢作調教師の考えですから、尊重しなければなりません。そして、BCターフにはディープモンスターが出走予定だそうです。今年はカタールのアミールT(G2)勝ちの後、香港のチャンピオンズ&チャターC(G1)は3着。ロマンチックウォリアーにぶつけられなければ勝ちもあったかと思われる惜しい内容でした。ディープ産駒には珍しい遅咲きの馬で8歳にしてこの開花ぶりです。来週の京都大賞典(G2)をステップに臨むようです。無難に香港ヴァーズ(2,400M G1)位かと思っていたらなんとBCということですが、池江師にも自信があるということなのではないかと考えたいです。とにかくエバヤンと共に、実はこの秋ディープモンスターもかなり楽しみにしています。ところで、そのディープモンスターを前走妨害してちゃっかり1着になっていたロマンチックウォリアーはその後1走もせず引退となりました。安田記念まで勝って、世界史上最高賞金獲得馬となったらしいですが、どうもこの馬は鞍上のマクドナルドからしてダーティな印象がぬぐえず、やっと引退かよとホッとしました。プログノーシスの優勝を何度も阻みましたしね。サウジCではエバヤンよく下してくれました。あの時も、ロマンチックウォリアーは初ダートということでしたが、何か特殊なスパイクを装着していたようです。そんなことが許されるのですかね、素人にはわかりませんが、とにかくあの香港人オーナーといいマクドナルド(Dレーンといい、豪州人はダーティなイメージが強い)といい、あまり見たくなかったので引退はよかったです。エバヤンが最高賞金記録を塗り替えてもらえると嬉しいですが、その為には、多分来年3度目のサウジC出走しなければダメでしょう。そこまでは期待しません。遅くとも今年中に引退し無事に種牡馬となってディープ系を強く後世につないでほしいものです。
秋の3歳クラシックも迫ってきました。牡馬はロブチェンが神戸新聞杯を何とか勝ち切りました。ワールドプレミア産駒ですから、本番菊花賞ではより強いレースをしそうです。そうすればディープ孫から3冠馬誕生ですから大いに嬉しいのですが、一方、コントレイル、キズナ産駒も頑張ってほしいものです。コントレイル産駒の2頭、ゴーイントゥスカイ(セントライト記念)とコンジェスタス(神戸新聞杯)は共に6着。うーん、成長が、、とも思いましたが、両馬とも下手騎乗でした。ゴーイントゥスカイは後ろから行って直線大外にふられました(本当に強い馬はそれでも来ますけど)。そしてもっと酷かったのがコンジェスタス。直線の右往左往ぶりはダービーの再現のようでした。またも西村淳也!最初に入ろうとした内を迷わず進んでいればぽっかり空いていたのに、なぜか中に戻ってしまい伸びず。一方で岩田望来のアルトラムスは淳也がよけた後の内を悠悠と伸びてロブチェンとハナ差の2着。天下のシルクレーシングの馬なのだから、ルメール騎手などをアサインしてほしかったです。西村淳也は普段そんなに下手にみえないですが、重賞になると途端にダメダメですね。プレッシャーに弱いのでしょう。そのように馬の実力もさりながら騎乗に問題があった両馬の前走なので、本番ではうまくかみあえば(コンジェスタスは乗り替わりが絶対条件!!)一発もあるのではないかと、そうすれば産駒初のG1制覇なのでそればそれで望外の喜びになるでしょう。一方キズナ産駒では残っているのはセントライト3着のアウダーシアだけ。この馬の気性からして3,000Mには不安だらけですが、キズナのリーディングサイヤーを固めるためにも、G1タイトルが必要なので、アウダーシアが勝ってくれてもうれしいです。キズナ産駒のG1といえば、今もっとも可能性があるのは牝馬クラシック(秋華賞)でしょう。モンローウォーク、ローズSはムチ使わずに2着エンネ(これもキズナ産駒)に3馬身差で4戦4勝。戸崎騎手が本番でも乗ってくれればかなりの確率で勝つのでは。心配なのはキズナ産駒の底力というか、G1でコケることが多い事。しかしエンネとドリームコア(オークス2着、紫苑S3着)も控えてますので、うまくいけばキズナのワンツースリーになるかもしれません。コントレイル初年度は牝馬は全然ダメでした。ディープやキズナと違って牡馬サイヤーなのでしょうか。2年目産駒である今年の2歳馬は、ドラゴンバルドとヴァンドレストがよい新馬勝ちをした印象です。この2頭は私のPOG指名馬でもあるだけに、順調にいってほしいものですが。。
最後に書かなければならないのは、岩田望来。ルメールと勝ち数でリーディング争いをしていますが、とんでもないラフプレー男です。先週の阪神競馬(平場)で、ものすごい斜行で北村友一騎手騎乗の伸びてきた馬に接触(激突に近い)したにもかかわらず降着、失格もなしでした。入線時にある程度差がついてれば降着にはならないというルールがあるようですが、それだったら失格にすればよいだけの事。あれで実質4日間の騎乗停止のみ(しかも今週はG1スプリンターズSに騎乗して勝ちやがった!)と大甘の処分です。しかも今日のインタビューで少しは先週の反省の弁が出るかと思ったら、「ペナルティをくらってしまい」としかいわず、あれほどのラフプレーへの謝罪が一切ありませんでした。あんな騎乗をみせられて、謝罪もなく、応援する人などいるのですかね。あれでリーディング争いとか、ふざけるなといいたいです。奴の勝ち星の中にはそうしたラフプレーで勝ったものが少なからず含まれていますからね。実際制裁リーディングでは断トツトップの68点。藤田伸二元騎手によると、騎手の制裁持ち点は30点だそう。その2倍も上回っている、まさに制裁大王ですね。免許停止でもよいくらいではないですか。こんな大甘処分では、またきっとやらかしますよ。そしていつか大事故になりますよ。おやじ(康誠)の血は争えないといえばそうですが、あのラフプレーをこれ以上放置してはいけません。罰は厳格にして、とにかくもっとクリーンで安全な競馬を望みます、以上。