プログノーシスが札幌記念を圧勝

約2か月半ぶりの投稿になります。その間、嬉しかった事としては、オーギュスト・ロダンアイルランド・ダービーを勝ち(7月2日)、英・愛ダービー連覇となったことです。悔しかったこととしては、その同じオーギュストロダンが次走の古馬混合G1であるキングジョージ(アスコット)で大敗してしまったこと、そして宝塚記念(6/29)でのジャスティンパレスの3着惜敗です。イクイノックスから0.2秒差のまさに惜敗ですが、なんといっても鮫島騎手が直線入口でムチを落とすという大失態をおかしたこと。これがなければ、イクイノックスと馬体を併せた時にも、もしかしたら競い勝っていたのではないかとも思えるほどです。やはり、強い馬でもいい騎手が乗らないと勝てないということです。もしルメールジャスティンパレスに、鮫島がイクイノックスに乗っていたら、逆転したのではないでしょうか。ルメールが乗ったときは今まで全勝していますし。騎手の大切さを改めて痛感したレースになりました。

そして今日の札幌記念もまさにその通り。当初から強烈な素質をみせており、私も過去のブログで押しに押していましたが、川田騎手が乗らないと勝てないプログノーシス。今回は主戦川田を乗せて、やはり勝ちました!しかもデビュー以来最大着差の4馬身差勝ちを、この実質G1といえる札幌記念でみせてくれたのですから、底知れぬ馬、底知れぬゴールデンコンビです。この馬を昨年末の中日新聞杯で4着に沈めたのが藤岡佑介。やはり騎手の選択は大事だとつくづく実感します。しかし、今日は札幌の洋芝でやや重で、各馬とも外目外目を走っており、実際は重馬場に近い馬場だったのではないでしょうか。その中でディープ産駒の古馬の牡馬が、これだけの強い勝ち方を重賞でみせてくれた事は、今までに記憶がありません。それだけ、この馬が特別な強さを持っているのでしょうが、「高いポテンシャルを持っているがそれを発揮させるのが難しい」この馬を毎回勝利に導き且つ大事に育ててきた川田騎手と中内田厩舎を称賛したいと思います。しかしこれで終わる馬ではないはず、この勢いでG1戦線に躍り出、イクイノックスを是非負かしてほしいものです。春の香港G1での2着惜敗のくやしさを晴らしてほしいです。2,400Mは未知数ですが(いけそうな気はしますが)、秋の天皇賞は、ジャスティンパレス、イクイノックスとの3つ巴の争いになれば非常に盛り上がりますね。勿論今後は川田騎手以外乗せないことで頼みます。もちろん希望はジャスティンとプログのディープ産駒ワンツーですが、、問題はジャスティンに誰が乗るかです。イクイが戦線離脱でもしない限りジャスティンにルメールがまわることはできないので、鮫島以外のジョッキーを確保しておかないと。。杉山厩舎→松山弘平もありですが、いまいちピンと来ないのです。個人的には、坂井瑠星騎手に乗せてみたい。あの修道士のようにまじめで、且つ意外と当りが柔らかく技術も持っている瑠星騎手が、日本人若手では一番ジャスティンに合いそうな気がします。このブログをもし杉山先生見られていたら、ぜひ参考にしてください(みるわけないか 笑)。