ファインルージュは強い

今年は初めから米国の政治動向がどうにも気になって、仕事も今一つ気が入りません。コロナ禍は相変わらずで、日本の政界も分断が目立ちます。コロナよりも経済回復を目論む一派と、コロナ禍を過大に演出して日本の統制を目論む一派。そんなに単純な構造ではないかもしれませんが、、とにかくコロナ禍を利用した暴政が日本だけでなく世界中で行われています。そんな中競馬はしっかり行われているのは、個人的には有難いことです。

 

キズナ産駒がいいスタートをみせました。中山金杯は、ディープボンドが残念でしたし、シンザン記念のバスラットレオンも惜敗(3着)でしたが、昨日のフェアリーSではファインルージュが2馬半差の快勝でした。さすがルメール!と見ていてうなりました。金杯のディープボンドは先行できず、直線も内にもたれる感じでまっすぐ走らせることさえできませんでした。それに対しファインルージュはコーナーをきれにまわって、直線一文字に伸びてきました。で、ルメール、後からパトロールビデオも確認しましたが、ムチは1発も入れていませんでした。ライバル馬の福永騎手が何発もいれていたのとは対照的に。馬への負担を最小限に、且つ抜群の制御力をもつルメールらしい乗り方。有力馬の騎乗依頼が殺到するわけですよ。しかし、馬が強かった事も事実ですね。展開のアヤとルメールの腕で勝てた、ルメールは次回はのらないだろうから次回は要らないというコメントが多いですが、私は馬の力はかなりのものだと思います。キズナ産駒で重賞を勝ったのはこれで7頭目ですが、2馬身以上差をつけて重賞を勝ったのはこの馬ファインルージュが初めてです。確かにサトノレイナスがいますが、もしかしたらルメール、本番ではこちらに乗るかもしれませんね。サトノもディープ産駒なので、どちらも応援したいので個人的にはどちらでもいいのですが。あとは、キズナ産駒には早くG1の勲章がほしいものです。

 

今週末の日経新春杯、アドマイヤビルゴが出てきます。武豊騎手騎乗だと4戦4勝で負け知らず。前走L競争での勝ち方から、それほど強そうな感じはしませんでしたが、今年は中京の2,200Mなので、少しは楽しみにしています。