また2着か! 天皇賞秋

2013年ジェンティルドンナ2着(ジャスタウェイ)、2014年スピルバーグ1着、2015年ステファノス2着、2016年リアルスティール2着(モーリス)、2017年リアルスティール4着(キタサンブラック)、2018年サングレーザー2着(レイデオロ)、2019年ダノンプレミアム2着(アーモンドアイ)、そして今年はフィエールマン2着(アーモンドアイ)。古馬になっての成長力で劣る為か、東京コースは特異の筈がこのG1はなかなか勝てないディープ産駒。まあ、アーモンドアイは初めての秋連覇だそうですから、これは相手が悪かったといえます。直線半ばまで持ったままで、またぶっちぎりの独走かと思いましたが、フィエールマンは最速の上り(32秒7!)を繰り出し、クロノジェネシスを交わし、半馬身差までアーモンドアイまで詰め寄りました。惜しかった!今までのディープ産駒2着馬の中でも一番強い内容でした。スタート後に他馬に寄られぶつかって後退したのは明らかな不利でしたし、もう一つ、直線進路を探して外に持ち出すまでにロスがありました。あの2つがなければ、勝っていたかも?と思わせる内容でした。熱発でオールカマーを回避したという順調とはいえない過程と2,000Mの距離不安(短すぎる)で人気を落としていましたが、やはりこの馬は勝負強いですね。福永騎手もよい騎乗でしたが、上記の2つのロスは残念だったことでしょう。これで、ディープの後継種牡馬候補により近づいたかもしれません。コントレイルは別格として。

 

ダノンの2頭は、ダメでした。プレミアム、ブリンカーつけたからといって、さすがに逃げはないでしょう!川田騎手は本当に勝負弱いですね。キングリーは発送前からカリカリしていて、成長を感じませんでした。不思議と、ダノンの馬はG1に弱いですね。サトノ、ダノン、アドマイヤなど、馬主の固有の名前を付けた馬は、結局はしりすぼみで終わってしまうパターンが多いです。本当に不思議ですが。。

 

アーモンドアイはG18勝目で新記録との事。まあすごい記録ではありますね。こんなすごい馬が5歳秋まで走らされるのはかわいそうですが、勝ち続けるのはすごいことです。ロードカナロアも凄い馬を出しましたが、今年のクラシックは同産駒は全くダメでした。今後、どうなんでしょうか。もちろんコンスタントに勝ってはいますが、中々G1馬が出てこないですね。キンカメの後継馬として今後正念場でしょう。ディープ産駒以外にはあまり関心がない私がどうのこうの言っても説得力がないですね。

 

昨日のスワンSをカツジが勝ってくれた為、ディープ産駒は7週連続重賞勝ちをおさめました。これは自身の記録に並ぶタイ記録です。来週が期待されるものの、来週はあまり期待できそうな産駒がいないように思えます。まあ、連続記録よりも年間重賞勝ちの記録を更新できるともっとうれしいです。今までの最高は確か37勝か38勝でしたので簡単ではないですが。結構最近は古馬の重賞でも勝てるようになってきたので、かすかな希望は残ります。