2022年春のG1総括

春の天皇賞以来、アップができていませんでした。多忙な事も一つの理由ですが、もう一つはディープ産駒が来なかった事。うーん、これほど寂しい春競馬は久しぶりでした。

 

その中で、唯一のディープ系G1勝利は安田記念のソングライン。ディープボンドの春天とファインルージュのビクトリアM(共に2着)の悔しさを晴らす、キズナ産駒G12勝目でした。しかも昨年のNHKマイルCで敗れたシュネルマイスターを2着に退けるというリベンジを果たしてのもの。今年から安田記念の賞金が1億8千万円に大幅アップしたので、まさにごっつあんでした。キズナ産駒は早熟というよりむしろ晩成傾向ですね。ディープボンドも5歳にして大健闘しています。宝塚記念4着は残念でした、この馬には距離が少し短かったかな。それにしてもタイトルホルダーは宝塚でもめちゃくちゃ強かったですね。長距離専門と思っていたし、パンサラッサに逃げられると展開大いに不利と期待(?)していたのも何ら関係なく、超ハイペース2番手追走から直線楽々抜け出し、レコードのおまけつき。ドゥラメンテやはり恐るべしですね、実質2世代で現在リーティング3位ですから。オークスも結局スターズオンアースが2冠達成しましたし。一方のエフフォーリアは惨敗でした。ブリンカーをつけてくるとは思いませんでしたが、それだけ精神的に普通ではないということ。スタート前も汗びっしょりで、こりゃあダメだと思いましたね。やはり、先日私が書いたハーツの血の無双期間が終わった、のが正しかったではないかな。。。昨年はコントレイルを破るなど異常な強さでしたが、何かその名馬という感じはしない馬でしたから。こう言ったら怒られますが、調教師も今一つですし。エピファネイヤ、2歳戦の滑り出しこそ順調ですが、種牡馬リーディングはベスト10にも入れず低迷しています。キズナは5位で4位のハーツも追っているのに比べ、大分差がつきました。元々エピファの種付料は高すぎると思っていましたが、来年は大分調整されるでしょう。

 

春競馬といえば何と言ってもダービーですが、今年はつまらなかったです。。。ハーツ産駒ドウデュースがレースレコード勝ちでしたが、展開がはまっただけでしょう。この馬、あまり強いと思いません、凱旋門賞にまさか行くのでしょうか。行くだけ無駄と思いますが。。ダービーの救いは、3着にアスクビクターモアが来たことです。ディープ産駒のダービー連覇は途切れましたが、あのハイペースを先行して、よく3着に粘りました。ディープのダービーでの強さを見せてはくれました。あとは5着プラダリア、6着キラーアビリティとディープ産駒はわき役になってしまいましたが、このあたりは秋以降にリベンジがある可能性もあります。その辺を唯一の楽しみにしていたいと思います。

 

あとは、英国競馬(G1)でシャフリヤールが4着に負けてしまいました。2,000Mだから距離が短かったのでは。あと超スロー上り勝負もこの馬には向かなかったでしょうね。欧州よりも、やはり海外なら中東とか香港の方がいいでしょう。賞金も欧州は低いし。だからシャフリヤール、まだ見限れないと思います。

 

先週末のCBC賞は今村聖奈騎手の初重賞挑戦勝利、驚きました。鮮やかな逃げ切り勝ち、ハンデが48kgと確かに裸同然でしたが、それにしても、なにか馬を走る気にさせる才能を彼女は持っているようです。何と言ってもめちゃ可愛いし、才色兼備ですね!ゴール後のお尻をじっと見てしまいました。聖奈ちゃんごめんなさい(笑)