明日は超豪華メンバーのジャパンC

コロナ感染者が日増しに増えていますとの報道。ここ名古屋でもまた夜の街が明日から自粛に。いつまでコロナ騒ぎ(フェイクと言っては狂人と思われるから言ってはいけない)が続くのでしょうか。米大統領選も、バイデンで100%決まったと報道されていますが、実際アメリカでは、選挙の不正が次々に明るみに出て、激戦州で訴訟が続いており、全くわからなくなっています。特にドミニオンという民主党系の選挙会社がひどい不正を行っていたようで、全米が訴訟の成り行きに注目してますが、それを全く報道しない日本のメディアは、本当に全てのメディアが腐りきっていますね。トランプが勝てば、コロナの首謀者の一人であるファウチを首にすると宣言しているので、コロナ騒ぎも少しは収まることを願っています。しかしメディアを信じている人がホントに多く、うかつなことは人には言えません。

 

前置きが長くなりましたが、こんな中ジャパンCが無事に良馬場で開催できそうなのは大変有り難いことです。3冠馬3頭の初顔合わせで、馬券の売り上げも記録的なものになるでしょう。コロナ禍なのに競馬会も笑いが止まらないでしょうね。

 

勿論私はコントレイル1本です。もはや理屈ではなく感情のみで、何でもいいからアーモンドアイとデアリングタクトには先着してほしい!牡馬の無敗3冠馬という飛び切り価値がある勲章に見合った競馬をしてくれるはずです。体調もこの1週間で急激に戻ったようですし。福永騎手が同馬の回復具合に「信じられん、こんな馬おる?」とうめいたというのが印象的でした。クールな同騎手がそんな事言うのは初めて聞きます。名馬には必ず名騎手をも驚かせるエピソードが必ずあります。矢作師も(この回復ぶりが)「コントレイルたる所以。90%の出来ならなら(出走を)止めようと思っていた。100%に近い、すがすがしく送り出せる。」と言っていました。両氏のコメントは信頼してよいのではないでしょうか。確かに坂路の最終追いの映像は菊花賞前以上の迫力ある走りに見えました。

 

加えて、東京コースで2回走った時の強さはハンパではありません。中京も含め左回りの3回の走りは全く危なげなく超安定しています。今回もそれを再現する可能性が大です。しかし今回は当然持ったままでは勝てる相手ではないでしょう。東スポ杯でムーアがやったように、直線しばくことになるのでは。

 

私が他の3冠馬牝馬)2頭より怖いのは、グローリーヴェイズです。東京は初めてですが、3歳時に左回りの新潟で強い勝ち方をしているので、問題はないでしょう。なんせ2,400Mは、香港ヴァーズで強烈な勝ち方をしていますからね。抜け出してから追いつかれても再度引き離す、まさに名長距離ランナーの走りをする、ディープ産駒には珍しい馬です。香港の時も叩き2走目でした。この馬も3冠馬ではないものの、3冠馬2頭の血(ディープとメジロラモーヌ)が入っていますから、血統的にも魅力十分、コントレイルが敗れるならこの馬ではないかと思っています。コントレイルとグローリーヴェイズの馬連が一番の応援馬券になります。グローリーなら、コントレイルを破っても許せます。宝塚記念では大負けしてしまい恥をかきましたが、今度こそリベンジのチャンスです。

 

この1週間は仕事もあまり手につかず、常にコントレイルのニュースばかり追っていました。とにかく、コンディションが回復してレーズに臨めるのは素晴らしいこと。1週間前の併せ馬での遅れは、馬が自分で体を戻していくために無理をしなかったのではないでしょうか。コントレイルほどの賢い馬ならそれくらいしかねません。枠も6番と、内目の偶数で且つ内過ぎず、非常にいい枠になりました。隣(5番)がデアリングタクトとは笑えますが。

 

さて、あまりにも豪華なジャパンCなので、今回は初めて、既に話したコントレイル以外の各馬を1頭ずつレビューします。

1.カレンブーケドール:勝ちきれない馬ですが、G1、G2で2着を続けているのは力上位は間違いなし。昨年の2着馬でもあり、注意が必要です。先行して、内でかなり粘りそうです。スタミナ勝負になれば同厩のアーモンドアイにも先着するのでは?

2.アーモンドアイ:同厩舎で1、2番並びました。現在1番人気ですし当日もそうでしょう。ただ、ラストランの記念馬券と、ルメール騎乗により人気が上乗せされていると感じます。勿論8冠馬でリスペクトしますが、ピークは3歳だったのでは?前走天皇賞は、抜け出すまでは王道の競馬でしたが、その後脚が止まり最後はフィエールマンに詰められました。中3週で2,400M、どうでしょう?? 3歳時はジャパンC圧勝しましたが、その時は53kgでしたし当時の勢いまでは今はないと思います。有馬の中山2,500Mよりも東京2,400Mはスピード馬でも持ちますが、今の馬場はあまり良くないようですし、今の力比較ではコントレイルに負けると思います。

3.ワールドプレミア:菊花賞馬、強い馬です。去年の有馬記念での最後の脚も予想以上に強いと思いました。しかし、さすがに今回は長期休み明けでこのメンバー。陣営の目標は、ここを一度たたいて有馬記念ではないでしょうか。

4.キセキ:ここまできついメンバーでは、今回は後ろからは無理でしょう。逃げはトーラスジェミニ位ですから、先行策に活路を見出すと思います。しかし、とはいっても今回は無理でしょう。

5.デアリングタクト:無敗の3冠馬は絶対的な強さがないとできないことであり十分に尊重します。しかも、TVを見ましたが、長谷川牧場という小牧場の生まれで並み居る高額馬、大牧場生産馬を蹴散らす様は痛快であり、小企業所属の私も共感を覚えます。しかし、エピファネイヤ産駒で、ごっつい馬で、個人的に好きなタイプではないです。また、新馬以外は全て牝馬限定戦で、古馬に混じっての実力は未知数、且つアーモンドアイや過去の3冠馬ジェンティルドンナに比べ、3冠のレースにこれと思える凄い強さまではみえてきませんでした。中5週とローテの利はあるものの、東京はパドックから本馬場への地下馬道が長く、入れ込む馬にはきついと言われています。前回も結構入れ込んでいましたが、今回も持つでしょうか。前回は一番後ろから歩く特別扱いを受けましたが、今回も多分そうするでしょうね。一方のアーモンドアイはいつも最初に馬道から出てきます。最初がアーモンド、最後がデアリング、で出てくると予想します。特別扱いされる2頭の牝馬、そういう所も、血統は別にして、何か応援する気にならないのです。何れにしても、追い比べでコントレイルには勝てないでしょう。

7.ミッキースワロー:苦手な東京左回り。用なしでしょう。

8.ウェイトゥパリス:唯一の外国産馬凱旋門賞9着の分際で、コロナ禍のフランスからよく来ましたね!デムーロ騎乗というのがほんの少しだけ怖いですが、このメンバーでは普通に考えれば来ないでしょう。

9.トーラスジェミニ:逃げは間違いなし。つぶれて大敗も間違いなし(笑)。しかし、この馬がどんなペースで逃げるかによって展開が結構変わってきそうな気がしますので、その意味で重要な役割を担っています。ハイペースだと、まさにコントレイルに有利、しかしスタミナ勝負になるので、グローリーヴェイズも来るでしょう。スローになれば、アーモンドアイとデアリングタクトもかなり好走するかもしれません。

10.パフォーマプロミス:8歳にして重賞を勝つステゴ産駒の底力、尊敬しますが、今回は相手が悪すぎます。

11.クレッシェンドラヴ:こちらもステゴ産駒ですが福島専用馬。東京では用なし。

12.マカヒキ:応援したいのですが、さすがに7歳馬。ダービー馬をいつまで走らせるのでしょう?種馬にはしないのでしょうか?JCは2回走って共に4着、力はあるはずですが、さすがに今回は。。早く引退させてあげたいです。結果論ですが3歳でフランスに行ったのが間違いでした。

13.ユーキャンスマイル:友道厩舎3頭出しの中で唯一の非ディープ(キンカメ)。左回り巧者ですが、G1では1歩及びません。残念ながら出番はありません。

14.ヨシオ:なんでこの馬が出てきたのか?こんな馬が出る意味があるのか。。くれぐれも他の馬の邪魔はしないでください。

15.グローリーヴェイズ:既に述べましたが、もう一言。大外枠は馬場も良いしもまれないので、かえってよいかも、です。また、G1ではとにかく勝負弱いですが腐っても川田騎手、前回で相性が合う事はわかりましたし、1発があるなら本当にこの馬だと思います。まあ4番人気ですから、皆そう思っているのでしょうが(笑)

 

最後に、コントレイルは2番人気になって、福永騎手もリラックスして走れるのは非常に好材料です。もしデアリングタクトにも抜かれて3番人気になったら、それこそしめたもの。久しぶりに大きく馬券を買ってみようか、と思うくらいです。これだけ書いて、コントレイルが負けたら極度にガッカリしすぎないように、まあ世紀の祭典を楽しむようにしたいと思います。本当に楽しみです。